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先日カルガリーより帰国しました!日々の出来事・体験したことや思い出を写真とともに綴ります。


by chappyhappy86
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ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -

今日はケベックに日帰り旅行です。
本当のことを言うとずーっとカナダで紅葉を観るのが夢で、日本出発前からロレンシャンに行くつもりだったのですが、先日電話で連絡を取ったazuazuちゃん曰く「今年はかなり暖かいからロレンシャンはまだ全然紅葉してないよー。あそこは紅葉してないとなるとせっかく行ってもすることがないかも。」とのこと。
がーん。。。まじ??
どうしようかなぁと迷っていると「ケベックはどう?街もかわいいし、見る所もたくさんあるし。」と勧めてくれたのです。
しかしバスで片道3時間かかることと、夜には人に会う約束があったので日帰りになってしまうことを伝えると、「日帰りで全然大丈夫!」とのことだったので「じゃ、行っちゃおっかなー♪」と一度は諦めていたケベックへの日帰り旅行に急遽変更!

ケベック行のバスはダウンタウンのバスティーボからorleans expressが1時間に1便出ていると調べて分かったものの問題は何時のバスに乗るか。。。
6:30pmの約束に間に合うようにモントリオールに戻るには3:30pmにケベックを出る便に乗らなければならず、現地での滞在時間を5時間と見積ると7:00amのモントリオール発のバスに乗らなければ、スケジュール的に無理。
ということで次に問題はhostfamily宅からダウンタウンまでのバス。
休日で朝早い時間のため最寄のバス停からのバスはないらしく、必然的にまだ日の昇らぬ真っ暗闇の中を15分ちょっと歩いて、途中の乗換のバスターミナルから5:39amに出発するダウンタウン行のバスに乗らざるを得ない。。。
こんな事情から今朝は4時半起き(←久々だよ、こんな早起き)!!
急いで用意して外に出てみるとまだもちろん真っ暗で人どころか車さえ通らない有様。。。
早朝のウォーキングを楽しんだ後何とか時間通り5:39amのバスに乗り、その後のmetroへの乗り継ぎもスムーズだったこともあって、ラッキーなことに結局予定より1つ早い6:00am発のorleans expressのケベック行のバスに滑り込みで無事乗車!
とりあえず一安心したので早速持参した朝ごはんのバナナを食べて(腹が減っては戦は出来ぬって言うし。。。)、あとはこれからの体力を温存すべく道中ひたすら寝るのみ。

約3時間のバス旅の後9:00amちょっと前にはケベックにあるパレ駅(こちらの駅の建物も必見)脇のバスティーボに到着し、まずは市場(Marche du Vieux Port)へ。
色とりどりの野菜・果物やお花に加えて、港の近くということで新鮮なシーフードまでもがこちらの目を楽しませてくれます。
やっぱりどこに行っても市場って楽しいわー!
地元の方たちも買い物かごを片手にのんびりあれこれと物色している模様。
ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_18273027.jpgケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_1828198.jpg

ここで私の目を引いたのは人の頭ほどもある巨大なブロッコリー!
またここでも様々な形、大きさのかぼちゃがディスプレイされていました。
しかし物がただ並べられているだけなのに、日本と違ってこれほどおしゃれな感じに見えるとは!
なお、この市場ではメープルシロップなどのケベック名産品も売っていますので、旧市街に行く前にお土産チェックしていくのもおすすめです。(多少は安かった気がする。。。)ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_1828398.jpgケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_1829542.jpg


そしてついに旧市街へ。
ケベックは北米唯一の城塞都市で世界遺産歴史都市にも登録されており、いわゆる歴史的見所はこの旧市街に集中しています。
さらに旧市街は城壁に囲まれたアッパー・タウンと北米で最も古い繁華街といわれるプチ・シャンプラン通(Rue du Petit-Champlain)があるロウワー・タウンに分かれているのです。
まずはアッパー・タウン観光へ!
ロウワー・タウンからアッパー・タウンへの道は結構急な坂道が続きます。
Fairmont Le Chateau Frontenacを左に見つつ、いくつかの教会を見学しながらまずはカナダ最大の要塞であるシタデル(La Citadelle)を目指すものの、高台にあるためひたすら歩いてるうちに汗が。。。
アッパータウンの意味を身をもって実感した瞬間でした(笑)。
新市街との分かれ目にあるサン・ルイ門まで行くとたくさんの観光用の馬車が止まっていました。
この門の左手に続くCote de la Citadelleという細い通りを真っ直ぐ進むとシタデル(La Citadelle)の入口なのですが、実はこの通り「これがほんとにシタデルに続いてる道なの?」って思えるほどの小さく暗い道ですので、いかれる方は見失わないように!
こちらは現在もカナダ陸軍の駐屯地となっているということで、私がCote de la Citadelleを歩いている間にもマッチョでいかにも強そうな兵隊さんが乗ったジープが何台か通過していきました。
ちなみにシタデルはフランス式の星型の要塞。
このスタイルは私たちに馴染みの深い函館の五稜郭と同じものです。
入口から高いコンクリートの塀に囲まれた敷地の中に1歩踏み入れると、軍事施設らしい雰囲気がそこここに漂っていたため、必然的に私も緊張してきました。。。
今日は軍関係のセレモニーがあるとかで、観光客以外にも人の出入りがある模様。
「そんな特別な日でも観光客を入場させるんだー。」と思いながら歩いていると、何やら遠くの方で号令のような声が。
声のほうに近づいてみるとこの原因は砲撃の訓練によるものだったのですが、これって実戦を見据えてのものなのでしょうか??
ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_18535422.jpgケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_18562788.jpg

そしてこのシタデル内にはGovernor Generalのレジデンスがあります。
(日本でいう首相官邸みたいなものでしょうか。。。)
さっそく中を見学すべく、衛兵さんの横の入口を緊張しながら通過。
外観は政府関係のオフィスのようなそっけない感じでしたが、中に入ってみるとまるで別世界!
officialな建物であることにはかわりはないのですが、広くてとっても素敵なインテリアで飾られたリビング(写真集とかもさりげなくあったような。)やポーチまでもがあるのです。
高台にあるだけに周囲全面ガラス貼りのポーチからの眺めはまさに絶景でした!
ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_1858438.jpgケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_18592222.jpg

そしてなんとここで旅行中最大のsurprising発生!

私、偶然にもそのGovernor Generalご本人のクラークソン総督(彼女の説明はこちらにお会いしてしまったんです!!

しかもただ会っただけでなく握手まで!
ことの発端はレジデンス内のポーチを見学した後のこと。
外に出ようとすると30~40人くらいの行列が出来ていたので、「なんだろう?」と思ってその列を見ていると人の良さそうなぽっちゃりとした係のおばさんが笑顔で近づいて来ました。

以下、おばちゃんと私の会話。

おばちゃん
「こんにちは。あなたどこからきたの?」


「日本からです。」

おばちゃん
「まあ、日本から!今日のあなたはほんとにラッキーよ。」


「えっ、今日ここで何があるんですか?」

おばちゃん
「Governor Generalが来ているのよ。せっかくだからあなたも会ってお話していきなさいよ。」


「Governor Generalがですか!私なんかが会ったら失礼ですよ、ただの観光客だし。。。」
(そんな立場の人に興味本位で会って話せる訳ないじゃん!!という意味も込めて)

おばちゃん
「そんなの全然問題ないわよー。旅の思い出にもなるだろうし。いい機会じゃない。
さあそこの列に並んで!」

とおばちゃんの笑顔に押されとうとう並んでしまった私。ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_1904210.jpg
が、どの方がGovernor General??
前方をみると護衛っぽい人を含め、5人ほどの人が(笑)。。。
再度小声でおばちゃんに聞いてみると 、「クラークソンさんという女性よ。横にいる帽子を被った方が旦那さま。」とのこと。
あ、”クラークソン”で思い出した!
あのchinese canadianの女性だ!!
そういえば私、写真で拝見したことがありました。。。
めちゃくちゃ、恥ずかしいーーー。
ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_1913550.jpg実は彼女のGovernor Generalとしての任期が9/27で終了するとのことで、
軍関係のセレモニーというのもこれに関連してのものだったようです。
とうとう順番が回ってきて大緊張の中、私の番が無事終了!
しかし旅行中に突然こんな事に出くわすなんて普通ありえないよなぁと今回の偶然に驚きながら歩いていたら、横の部屋に立食形式でドリンクそしておいしそうなクッキーやデザートまでが用意されていてさらにびっくり。しかもバンドの生演奏付!
再び感動すると同時に、こんなものまでいただいてしまっていいの!?っていう感じでした。
(バックパックの私は明らかにその場に不釣合いでしたが。)
それにしても関係者だけでなく、一般市民や偶然に居合わせた観光客にまでこのような待遇をしてくれるなんて、日本じゃ考えられないことだよなー。


そんな偶然&感動的出来事もあってシタデルを大満喫した後は、天気もいいのでせっかくだからテラス・デュフランを歩いてみることに。
テラス・デュフランはセントロレンス川沿いにある木板張りの遊歩道です。
ここからは川でウォータースポーツを楽しむ人や対岸の美しいlevisの町並が眺められます。
またお天気がよければここから見るFairmont Le Chateau Frontenacも素晴らしい!
空のブルーとFairmont Le Chateau Frontenacのグリーンの屋根のコントラストがなかなか鮮やかで美しくひと休みするにはおすすめのポイントです。
そしてしばしの休憩の後、Fairmont Le Chateau Frontenacへ。
こちらでトイレに行こうと計画していた私は何気ない振りをしてふらふらと中を彷徨ったのですが、なんと!すべてのトイレが鍵を持っている宿泊客しか利用出来ないようになっていました。
(※あとで聞いたところによるとどうやら一ヶ所だけ鍵がなくても入れるトイレがあるらしい。azuazuちゃんの仕事先のガイドさんはそこを知っているとのこと。さすが!)
さすが高級ホテル(笑)!!そこは私よりうわ手だわ。ちっ。
素朴な疑問ですが、じゃあティーラウンジでお茶だけしに来た人等はどうなるのだろう?
とりあえず思惑が思いっきりはずれてしまった私は、仕方なく退散。。。
そして正面玄関を出ると斜め前にかわいい羊のぬいぐるみのお店を発見しました。
ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_1982098.jpgケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_1985669.jpg


そこからまたぶらぶらと散策を楽しんだのですが、世界遺産歴史都市だけあって街中には説明書き看板のついた建物がいたるところにたくさんありました。
下の写真の2つもたくさんあるとっても古い建物の中の一部なんです。
ちなみに左の建物は今は「Aux Anciens Canadiens」というケベック郷土料理のレストランになっているのですが、建物自体は1675年に建てられた古民家を利用しているとのこと。
300年以上前のものとは思えないくらいデザインがおしゃれでかわいいですよね!
実はここでlunchをしようと思っていざ行ってみたら、開店とほぼ同時に行ったにもかかわらずすでに2時まで予約でいっぱいだと言われてしまいました(泣)。
後で聞いたらかなりの有名店だったみたい。次回にリベンジ。ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_1985242.jpgケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_1991392.jpg


ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_19114980.jpgそこから第二候補のlunchのお店に向かうべく今度は朝登ってきた坂道を下ります。
途中トレゾール通り(rue du Tresor)を通りました。
こちらはアーティストたちが自分で描いた絵などを販売してる場所で、長さわずか数十mの短く狭い道の両脇にはたくさんの絵がところ狭しと並べたり掲げられたりして売られていて、まるで昔行ったパリのモンマントルの路地の風景のよう。
中には手作りのアクセサリーや小物を売っているお店もあって、楽しくなって立ち止まっていろんなお店を見たりしてるうちに結構長い時間過ごしてしまった。
通りの入口ではご主人さまと一緒におとなしく店番をしていたキュートなワンちゃんをパチリ。
通り全体が醸し出す雰囲気がなんとも言えずおしゃれで独特の感じのスポットです。


その後道を歩いているとウェディングドレス姿の花嫁が、レストランでワイングラスを手に花婿と乾杯のポーズを取ってプロのカメラマンと撮影中の場面に遭遇。
このカップルは後で私がlunchをしたレストランの隣の広場でもお姫様だっこのシーンの撮影をしていました。
(この時レストランにいたお客さんからはお祝いの拍手が起こっていてこの光景もすごく微笑ましかった!なぜか日本人観光客のおじさんが自分のカメラで一緒に写真撮影を頼んでたけど。)
どうやら自分たちの結婚式当日の写真集を作っていた様子。
春に行ったカナディアンロッキーでも同じような場面に出くわしたのですが、結婚式当日に自分たちのお気に入りの場所や思い出の場所を巡って撮影した写真集ってナイスアイデアだと思った。
見る度に結婚前の思い出と結婚式当日の思い出の両方が浮かぶからほんとの意味でいい記念になると思うし。
日本でもこんな企画をしている会社ってあるのかな?

ということでお腹もかなり減ってきた頃に目的のlunchのレストランへ。
私が第二候補に考えていたレストランは「Le Lapin Saute」というレストラン。
こちらはプチ・シャンプラン通にあるとてもかわいい外観のお店です。
ちなみにLapinとはフランス語でうさぎのことで、そのお店の名前のとおりかわいくて温かみのある雰囲気のお店の至るところにうさぎのオブジェがディスプレイされています。
しかもウェイトレスさんが私を案内してくれたのは嬉しいことにテラス席!
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私はrabbit pieをオーダーしたのですが、これがなんと!名前のとおりうさぎちゃんがポテトやマッシュルームと一緒に調理されたパイなんです。
せっかくだから記念にとオーダーしたもののうさぎ未経験者の私にとっては初めて食すうさぎ料理。。。
お味は?と一口運んでみると今まで味わったことのない初めての感覚が口の中に広がります。
でも思っていたほどの臭みはなく、意外と食べられるかも!
それと付け合せのフルーツソースがすごくおいしかった!のですが、この蜜の匂いを嗅ぎつけてやってきた数匹の蜂に私と周りのお客さんは食事中ずーっと苦しめられました。
たくさん歩いてしまったので、のんびりとちょっと遅めのlunchをいただきながら、気持ちのいい午後を満喫。
隣のテーブルはかわいいおじいちゃんとおばあちゃんたちのグループだったのですが、どうやら今日の集まりはその中の一人のおじいちゃんのお誕生日会の様子。
食事が終了するとおじいちゃんに内緒で「happy birthday」のバースデーソングとともにケーキが運ばれてきました。
このおじいちゃんがかなり陽気な方で、この突然のsurpriseに大喜び!
しかも途中自ら「♪happy birthday for me, happy birthday for me♪」と声高々に歌いだすと、その雰囲気にのまれた周りのお客さんたちまでもがぽつぽつと歌い始めて最後にはみんなでの大合唱にまでなってしまったのです!
そんなみんなからのお祝いBGMと、ウエイトレスさん2人からほっぺにkissのプレゼントを受けローソクを吹き消したおじいちゃんはかなり満足げなご様子でした。
またすぐ隣の広場にはハープを演奏しているおじいちゃんがいて、その美しい音色が快晴で心地よいこの午後の極上なひと時のlunchにさらに色を添えます。
あまりに素敵なシチュエーションだったので、私は食事を終えてからもしばらく本を読みながらまったり。
そしてそろそろと思ってウエイトレスさんにcheckをお願いした時にもある出来事が。
彼女が持ってきたレシートを見ると「merci !」とひとこと手書きのメッセージがあったのです。
こんなちょっとした気遣いがさらに私をhappyにさせてくれました!
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旧市街では路上で様々なアーティストの人達を見かけました。
プチ・シャンプラン通は非常に細くて狭い通りなのでお昼を過ぎると観光客でいっぱいだったのですが、ここでもそんな中絵を描いたり楽器を演奏したりしている方たちが道行く人を楽しませてくれます。
こちらの通りにはお土産屋さんもたくさんあるので、ここでちょっとお土産探し。
通りの入口にある「La Cabana a Sucre de Quebec」というメープルシロップ製品のお店にてメープルクッキー(クリームなしのもの)を購入しました。
ここではメープルソフトも売っていたのですが、10人近くのおばちゃんグループの全員が店内で食べていたので、今思うと実は結構おいしくて有名なお店だったのかもなあ。
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さあ帰るかと時計を見ると急げば2:30pmのバスに間に合いそうな雰囲気!
旧市街からバスティーボまではかなり距離があるために、また気合を込めてダッシュです。
何とかバスには間に合い、慌ただしい感じでケベックとはお別れ。
そこからはまた車窓の雰囲気を楽しみながらモントリオールまで3時間の道のりです。
朝は寝ていたため気がつかなかったのですが、途中たくさんの牧場がありました。

5:45pm頃にモントリオールに着いたので、まずは空港で知り合ったcanadianの彼に電話をしバスティーボで待ってることを留守電に残します。
というのも今日の夜は彼と「THE MAGIC OF LANTERNS」を見にモントリオール植物園に行くことになっていたのです。
このイベントは私も旅行前にチェックしていて是非行きたいと思っていたので、ほんとに楽しみでした!
待っている間本当に会えるか心配でしたが、無事再会出来てよかったー。
まずはBerri-UQAMからmetroでPie-IXまで向かい、そこから徒歩で植物園に着く頃にはすっかり日も暮れていました。
ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_19212480.jpgまずは入口で入場券を購入しそこから徒歩で「THE MAGIC OF LANTERNS」の会場となっているchinese gardenへ。
通りに提灯がずーっと続いている風景がまるで日本の夏祭りのよう。
よく見ると一つ一つがうさぎや鶏やリスなどの動物の形をしていてすごくキュート!
草木の茂みにも小さな鳥のオブジェがディスプレイされています。

ケベック日帰り旅行とランタンフェスティバル - un petit voyage en Quebec et La Magie des Lanternes -_e0090591_192275.jpgchinese gardenに着くとかなりの大混雑で、写真を撮ろうとしてもベストな場所には人が常に列をなしているような状態。
メインの池には鳥や五重塔風の形をした巨大なオブジェがあり、まるでテーマパークのよう。
暗い中に煌々と灯っているLANTERNの明かりは、やはり幻想的で情緒がありとっても素敵でした。


その後ちょっとお茶でもして帰ろうかということになり、再度ダウンタウンへ。
カルティエ・ラタンの映画館前あたりでお店を探していると、一人のアジア系の女性が私たちに、「これから行われるショーのチケットがあるんだけど良かったらどうですか?」と声を掛けてきました。
というのもただいまここモントリオールでは、「LE FESTIVAL INTERNATIONAL DE FILMS DE MONTREAL」という映画祭が行われている真っ最中なのです。
恐らくあんまりチケットの売れ行きが良くないため、無料で配っていたのでしょう。
内容を聞くと中国人監督の戦争がテーマのストーリーだとのことで、きっとfrench subtitleだろうから眠くなるだろうしなぁと思って遠慮しておきました。
お気に入りのSABU監督の「疾走」だったらもちろん観たかったけど。
ということで、近くのカフェに入ってカフェオレとキッシュで少し遅めの夕食を取ることに。
ほんとはサラダとセットでサーブされるらしいのですが、オーダーを悩んでいる私を見たウエイトレスさんの計らいでキッシュのみで出していただけることになりました。
ここのキッシュがかなり大きくて、しかもめちゃめちゃおいしかった☆
あと笑えたのが、私がさあ食べようとした時に彼が「お箸がなくてごめんね(笑)」と冗談で言ったので、「それって日本のステレオタイプなイメージだよねぇ。」って答えるとそこからステレオタイプトークが始まったこと。
外人の日本人に対するステレオタイプなイメージって、ある程度の一貫性があって面白い。

その後はお腹もいっぱいになったということで、st-Laurentとst-Denis沿いのカルティエ・ラタンとはsherbrookeをはさんで反対に当たるエリアを夜のお散歩。
実はこの近辺は彼の家のご近所(う、羨ましいー!)ということで、いろんなお店のウィンドウを覗き込んだりしながら昼間とはまた違った町の雰囲気を楽しみました。
1時間ちょっと夜の散歩を楽しんだ後、終電の時間が迫ってきたので、駅まで送ってくれるという彼の親切な申し出を受けてmetroのsherbrookeに向かって2人で歩いていると、いきなり暗闇の中に光るものが。。。
なんだろうと思って近づいてみると、なんとアライグマがゴミ箱のゴミを漁ろうとしてたのです!
野生のアライグマなんて初めてみたのでびっくりだったけど、こんな街中でみるのは珍しいとのことでした。

そんなこんなでスティ先についたのは1時半近く!
スケジュールをちょっと詰め込み過ぎた気もしたけど、ほんとに充実した一日でした!!
by chappyhappy86 | 2005-09-24 18:18 | traveling