先日カルガリーより帰国しました!日々の出来事・体験したことや思い出を写真とともに綴ります。


by chappyhappy86
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Vancouver, which means "free, relax, open and laid back"!!

e0090591_23463523.jpg「海に面している場所に人々が集まる。
情報が集まり、交通の拠点となり多種多様な文化が生まれ、さまざまな商業が発展していく。
街の成り立ちである。
東京もニューヨークもロンドンもそのような過程を経てより大きな都市となっていった。
私たちは自然を切り崩して文明を手に入れてきた。
繁栄と自然は共存しないのが通例だが、自然と共存して反映している都市がある。
それがバンクーバーなのだ。
郊外に深い森を抱き、氷河の山を仰ぎ見るフィヨルドの地形は悠久の自然がすぐ近くで広がっている。
自然と文明が調和して発展している数少ない都市の一つである。」

先日発売された「coyote」は”バンクーバーからはじめる -自然と共存して繁栄をとげた街 バンクーバーの魅力を探す-”という特集内容。
実は最初の文章はこの「coyote」の冒頭に記載されていたもの。
この文章がバンクーバーの魅力を的確に言い表したものであるように思え、私の心に深く刻まれたものである。

e0090591_23475192.jpg私とカナダの出会いはバンクーバーから。

初めての見知らぬ土地に行く不安と言葉の問題。
成田を飛び立ち、約8.5時間に及ぶ点と点を結ぶ空の旅が目的地に近づくと、機体は急に高度を下げ着陸態勢に入った。
自分のこの足で新しい異国の地へと踏み出す瞬間があと数分後に迫っている。
そう考えただけで不安、期待、あらゆる気持ちが急激に心の中で錯綜し始める。
そんな気分を紛らわすべく、いつものように不意に小さな窓に顔を近づけてみると今まで気がつかなかったが、眼下にはいつの間にか深い緑に覆われたたくさんの島々がはるか地平線の彼方まで広がっていた。
深いネイビーブルーの海の水面は飛行機の風圧で小波立ち、それが太陽の光を受けて優しくきらきらと光り輝いている。
自然が作り出したあるがままの風景と、偶然が組み合わさって出来た初めて見る光景に思わず目を奪われると同時に、不安な気持ちが吹き消され今回の選択に間違いはなかったと確信した瞬間だった。
これからの素晴らしい日々を予感させるには十分過ぎるほどのgreeting。
その後、短いながらも非常に充実した日々を私が過ごしたことは言うまでもない。

e0090591_23482191.jpgはっきりいってバンクーバーにはいわゆるtouristic placeのようなものは皆無。
こういったことにpriorityをおく人にはある意味「期待はずれ」で「退屈」に感じる場所かも知れない。
しかしすぐ傍には、アザラシやラッコが浮かび沖合いにはオルカが回遊するアーキペラーゴと言われる美しい海があり、一方でそれを取り囲むように一年中氷河を抱いた山々がすぐ目の前に広がっている。

そしてそこには自然と共存しながら、自身の確立したライフスタイルを思い思いに楽しんで暮らしている人々がいる。
今回の「coyote」でもそのような人のstoryが掲載されている。

まずはアウトドア・ギアのメーカー「アークテリクス」のCEO、Tylor Jordan。
クライミングが趣味の彼はウィークディはダウンタウンのアパートで暮らし、週末はダウンタウンから車で40分ほどのクライマーの町、スコアミッシュにある家族の住む自宅に戻るという生活をしているらしい。
ちなみにスコアミッシュはヨセミテと並ぶロッククライミングの聖地。

そして「フェザークラフト社」のDoug Simpson。
「フェザークラフト社」はカナダを代表するカヤックメーカーで、Dougは創業者にして社長でもある。(そして彼は実際そのライフスタイルにおいてバンクーバーではかなり有名な人物。)
素晴らしいのが彼の通勤スタイル!
キツラノにある自宅から毎朝カヤックを海岸まで引いていき、そこから1時間ほどカヤックをパドルしてグランビルアイランドにある職場まで通勤しているほどのカヤックフリーク。
朝食もその通勤海上でひと休みしながら取ってしまうというから羨ましい限り。。。

Dougがそのライフスタイルに影響を受け、今の事業を起こすきっかけの一つとなったイヌイットや先住民の歴史もカナダの歴史とは切り離せないもの。
中でもバンクーバー近辺に住んでいたハイダやクリンギット等の先住民の文化は、現代でもトーテムポールや彫刻等さまざまなアートとして残されている。
自然を愛し、スピリチュアルな生活を営んできた彼らもまた、昔から自然と共存しながら独自の文化を形成していったのだ。
そんな彼らのアートは自然への愛に溢れていて、なんだかどことなく温かい。

e0090591_2349885.jpgVancouver, which means "free, relax, open and laid back" !

まさにここは「住むように暮らす」、肩の力を抜いてそんな旅が楽しめる場所なんだと思う。
長くstayすればするほど、その本当の心地よさを全身で実感出来るはず。

"How long are you going to stay here in vancouver ? "

"Just only 11days..."

"That's too short ! Stay here at least 1 month or can't get anything about Vancouver !!"

そういえば私が滞在していた際にもこんな感じのやりとりが何度もあったなぁ。

そんな中、今日友達がカナダに向けて旅立った。
他の都市に移るためバンクーバーでの滞在は数週間の一時的なものとのことだけど、私と感覚が似ている彼女もきっとバンクーバーのこんな空気を気に入るはず。

Enjoooooooy !!
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by chappyhappy86 | 2006-03-17 23:35 | traveling