先日カルガリーより帰国しました!日々の出来事・体験したことや思い出を写真とともに綴ります。


by chappyhappy86
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カテゴリ:movie( 16 )

先月映画館まで足を運んで立て続けに映画を2本観て来ました!

Catherine-Zeta-Jones主演の「No Reservations」とBroadwayものの映画化とJohn Travoltaの女装でかなりの前評判だった「Hairspray」です。

e0090591_12195285.jpg「No Reservations」はNYにあるレストランが舞台のいわゆるラブストーリー。
Catherine-Zeta-Jonesが演じているのはこのレストランの腕は一流だけど頑固で自分の信念を曲げない独身女トップシェフのKate。
ところがある日突然交通事故で姉が急死したため、彼女の娘であるZoeを引き取ることに。
そのいっぽうで職場にはKateのやり方に不満を感じていたオーナーが店のイメージを変えよう雇った新シェフのNickが登場。
突然の2つの環境の変化に身を置かなければいけなくなった彼女の生活は大きく変化することに。。。

ほんとは他の映画を観たかったものの実はそこで上映されてなかったという理由でこの映画を観る事になったのですが、おしゃれな雰囲気が全体的に漂う一方でほのぼのとした気持ちにさせてくれる心が温まるストーリーでした。
レストランの裏方が舞台の作品(「ディナーラッシュ」・「シェフと素顔とおいしい時間」など)は結構好きなのでこの映画も結構私のお気に入り系。
それとなんと言ってもZoe役の「リトル・ミス・サンシャイン」の子役の子(名前忘れた。。。)がこの映画でもかなりかわいくていい味出しているのがポイント。


e0090591_1220968.jpgそしてこの「Hairspray」は「CHICAGO」、「PRODUCERS」に続きBROADWAYものの映画リメイク版。
ここ最近は毎年BROADWAYのミュージカルがこんな感じで映画化されていますが、この「Hairspray」も終始歌あり踊りありの内容なので、苦手な人もいるかもですがミュージカルものが大丈夫な人は楽しくハッピーな気分になれること間違いなし!

キャストの衣装もポップでレトロでしかもどれもおしゃれ。
おもちゃ箱のようにいろんなものがたくさん詰まった映画です。
話の内容は簡潔に言ってしまうと勧善懲悪ものといった感じで、明るく楽しい雰囲気な中にもきちんと深いメッセージが込められていたりなんかして作品としてのクオリティも文句なしでした。
その中でもやっぱりトラボルタの女装は一見の価値あり!です。

これはね、音楽がかなり良かったのでサントラが欲しいなぁ。
「YOU CAN'T STOP THE BEAT」を聴くとなんかすごい元気が出て踊りたくなるくらい。
観終わった後には元気になれる、そんなパワーあふれる映画でした!

・「No Reservations」 : http://noreservationsmovie.warnerbros.com/

・「Hairspray」 : http://www.hairspraymovie.com/ (English)
          http://hairspray.gyao.jp/  (Japanese)
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by chappyhappy86 | 2007-09-23 14:50 | movie
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現在、東京都写真美術館ホールにて上映されているパトリス・ルコント監督の新作「パトリス・ルコントのDOGORA」。

ルコントといえば、「仕立て屋の恋」や「髪結いの亭主」などちょっと退廃的な美しさを秘めた映像のラブロマンスでお馴染みですが、本作は台詞の全くない音楽と映像のみで構成された異色作。

セリフや有名俳優による演技はなく、そこにあるのはただ音楽と映像だけ。
エンディングまでめまぐるしく飛び込んでくる流れるようなカンボジアのありふれた日常の風景を、フランスの音楽家エティエンヌ・ペルションの曲「DOGORA」が彩る映像の一大叙事詩。

フランスの音楽家エティエンヌ・ペルション作曲「DOGORA」とカンボジアの風景にインスパイアされたルコントによる、映画というよりはエネルギーと生命力に溢れた映像作品となっています。
実際この作品は、ルコント自身が映画の商業的側面にとらわれずに純粋に「自分の撮りたいものを撮る」という、クリエイターとしてのごくシンプルでストレートな思いをかたちにした結果出来上がった作品です。

e0090591_2157743.jpgそれにしても印象的なのは、登場するカンボジアの人々の真っ直ぐなまなざしとそのたたずまい。
時折アジア特有の陽気さとはかけ離れたある種独特の雰囲気が漂う彼らですが、これも出口の見えない「暗」の時代を経験した国民性によるものなのだろうか。。。

そんな過去の時間を取り戻すかのように、雑踏や路地裏から漂うエネルギーとそこに暮らす人が生み出す圧倒的な生命力。

こんな映画を作っちゃったパトリス・ルコントとフランスに万歳。


<おまけ>そして今日は上映前に写真家の佐内正史氏と作品のポスターのデザインをした柿木原政広氏のトークイベントがありました。
内容はお二人がノートPCで上映前のDOGORAのDVDを観ながら、クリエイターの目線で「DOGORA」についてそのトークするというもの。
そういえば左内氏が、「洗車場って水と光で偶然的な美しい映像が生み出される。だから洗車している人って幸せそうに見えるんだよね。」というようなことをおっしゃっていました。その感覚、同感です。


・ DOGORA OUVRONS LES YEUX  (フランス語ですが映像が綺麗!)
  http://wwws.warnerbros.fr/movies/dogora/
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by chappyhappy86 | 2006-09-02 23:47 | movie

「間宮兄弟」

e0090591_20405388.jpg今週は「邦画三昧ウィーク」ということで、今日は「間宮兄弟」を観てきました。

こちらの原作は「きらきらひかる」や「冷静と情熱の間に」で有名な江國香織さんです。

以前に原作がノベライズされた際に、テレビでそのCMをしていたのを記憶していて、そのCMから受けたイメージはしっとりした感じの「静」のイメージでしたが、映画化決定後に劇場で作品の予告編を観て、そんな私のイメージは大いに覆りました。
その予告編からのイメージは当初私が想像していたのとは間逆のおもちゃ箱をひっくり返したような感じ。
ありきたりの小さな幸せがいっぱいにあふれている、楽しいライフスタイルが垣間見れるストーリーです。


e0090591_2042443.jpg間宮兄弟は30代になっても同居を続けている仲の良い兄弟。
小さい頃に植物を絞って色水を作ることが大好きだった兄明信はビール会社の商品開発研究員。
兄は辛いことがあるとヤケ酒に走るという悪い癖を持っている。
一方で弟徹信は一生懸命講習を受けてたくさんの資格を取得し小学校の校務員となった。
そんな弟は落ち込んだり悲しいことがあると必ず新幹線を見に行く。
2人の楽しみはスコアブックを記録しながらテレビで野球を観戦したり、テーマを決めてDVDを鑑賞したり、商店街をグリコじゃんけんで闊歩しながらお気に入りの中華料理店まで餃子を食べに行ったり、寝る前に一緒に一日の反省会をしたりといった、日常生活の中での些細なこと。
彼らは自分たちの世界の中で楽しく、のんびり、何不自由なく暮らしていて、これといった不満もなく十分満足しているのだが、何かが物足りない。
そんな花のない生活をより楽しいものにするべく、彼らは自宅でのカレーパーティーを企画し、徹信の小学校の教員である葛原先生と、以前から気になっていた行きつけのビデオ屋の店員である直美を招待するのだが。

e0090591_20415263.jpgとりあえずこの間宮兄弟、ふたりとも傍から見ると現代的なカテゴリーではいわゆる「オタク」や「マニア」系なジャンルな人たちな訳ですが、その一方で人畜無害な「とってもいい人」。
30歳を過ぎても兄弟仲良く、一方で自分の趣味に埋もれて幸せそうに暮らしている様子を見ると、「こんな生活も楽しそうで悪くないかも。」なんて思ったりして。
鑑賞後は「兄弟ってなかなかいいものだなー」としみじみ実感する作品です。

みんなでモノポリーをしているシーンとかもめちゃめちゃ楽しそうだったなぁ。
そういえば家にもあったはずなので、久々に引っ張り出して遊んでみるか!


・「間宮兄弟」 http://www.mamiya-kyoudai.com/
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by chappyhappy86 | 2006-06-10 23:39 | movie

「かもめ食堂」

e0090591_1181467.jpg「食べる」という行為はシンプルだけど人間が生きていく上でかかせない営み。
おいしいごはんとそれを取り巻く人間との間には素敵なドラマが生まれます。

ムーミンで有名な北欧、フィンランドのヘルシンキの街角に素朴でシンプルだけどおいしい食事を売りにした小さな食堂がオープンしました。

そのお店の名前は「かもめ食堂」

サチエは開店から一ヶ月しても全く客足の見られない「かもめ食堂」のオーナー。
いつか店がおいしいものを食べているお客さんの幸せそうな笑顔でいっぱいになる日を思い描きながら、毎日食器を磨き、休むことなく店を開け続けます。
そんなある日、「かもめ食堂」第一号の客、日本フリークのトンミが来店。
サチエはコーヒーをオーダーした彼から「ガッチャマン」の歌詞を教えてほしいと言われたものの、いくら記憶を辿っても頭に浮かぶのは最初のフレーズのみ。
そんな中偶然立ち寄った本屋で日本人観光客のミドリを発見します。
おそるおそる彼女に近づき、いちかばちかで「ガッチャマン」の歌詞について知ってるか尋ねてみたところ、なんとミドリはその歌詞を知っているとのこと。
サチエは自分の心のもやもやを解決してくれたお礼にと、ミドリを自宅へ招待し、滞在中の宿泊まで勧めると、それに恐縮したミドリは「かもめ食堂」の手伝いを申し出ますが、実際ミドリが働き出してみると来る客といえば先日の来店の特権である「永久無料」のコーヒーを毎日飲みにくるトンミのみ。
あまりの店の閑古鳥っぷりを目にしたミドリは、かもめ食堂が繁盛するようにと彼女なりにあの手この手をサチエに提案するのですが。。。

e0090591_1211567.jpg私も大好きだった「やっぱり猫が好き」の恩田三姉妹役でおなじみの小林聡美さんともたいまさこさんの掛け合いは言わずもがな、そこに片桐はいりさんが加わり、この3人のでこぼこな感じの個性がかなりいい感じにぶつかり合って想像以上のとっても面白い作品に仕上がっていました!
ただでさえ普通に佇んでいるだけでもその醸し出す雰囲気がどことなくほのぼのかつユーモラスな3人なのに、劇中の3人それぞれの話し言葉とかその間合い、動きなど、それぞれの個性的なキャラが如何なく反映された天然かつ自然な振る舞いにさらに笑わずにはいられない!といった感じです。

e0090591_1213875.jpg映画全体に漂っているほのぼの・ゆったり・和やかな感じ。
これって毎日時間に急き立てられ、そして目がまわるほどに溢れかえる情報の山の中で遭難寸前な生活をしている、「早く正確なことこそ美徳」的感覚の持ち主である私たちがいつの間にかどこかに置き忘れてきてしまったものなのでは。。。
これがフィンランドという国なのかーと羨ましさを通り越し、憧れさえ抱いてしまった私。
そういえばマサコさんも映画の中でフィンランドに来た理由として語っていますが、フィンランドには「サウナ我慢世界選手権」、「 携帯電話投げ世界選手権」、「エアギター世界選手権(ギターを弾いている”振り”をして、その上手さを競い合うというもの。日本でも予選があるらしい。。。)」といった珍妙な世界選手権の大会がいくつもあるそう。
なぜこんなことを競うことになったのかが非常に興味深いところですが、これこそがまさしくフィンランドの「のんびり、マイペースに生きていくことを楽しもう!」という国民性を反映したものなんじゃないかと思います。
そしてなんといっても北欧といえば「森」。
豊かで大らかな人間性が育まれるには、やっぱりこの自然っていうものの貢献も大きいだろうし。

フィンランドに暮らす日本人のサチエ。
チャキチャキしていて、マイペース、だけど自分の世界観やコアな部分はしっかり持っている。
そして来るもの拒まず誰でもウェルカム!だけど、自分の意見を他人に押し付けないし、また他人の意見や考えも否定せずなキャラクターの彼女。
「サチエ」というフィルターを通して、フィンランドからのライフスタイルに対する前向きなメッセージが伝わって来たように感じます。
彼女が言った「やりたくないことはやらないだけなんです。」という言葉や、「ずっと同じではいられないですよね。人は変わっていくものですから。」といったことば、とっても胸に響きました。

e0090591_1225458.jpgちなみにこの「かもめ食堂」、ストーリーの舞台であるフィンランドでの9月劇場公開も決定したそうです!
意外や意外、フィンランドの首都であるヘルシンキへは日本から直行便で9時間半という実は日本から一番近いヨーロッパであるそう。
舞台は北欧のフィンランドということで、もちろんマリメッコやスタイリッシュなスカンジナビアンデザインのインテリアの数々にも注目です。(ちなみに私はもたいさんが着ていた小鳥のプリントのシャツにフォーリンラブでした。)

でもそれよりも何よりも映画を観終わったあとは、無性に日本のソウルフード、おにぎりが恋しくなること間違いなし。

お腹が空いた状態でこの映画を観に行くのは間違いなく危険です(笑)。

・「かもめ食堂」 http://www.kamome-movie.com/

・「かもめ食堂」ロケ地でまわるヘルシンキ地図(フィンランド政府観光局)
 http://www.moimoifinland.com/movies_kamome-map.html

・「かもめ食堂」とフィンランド料理(フィンランド政府観光局)
 http://www.moimoifinland.com/movies_kamome-food.html
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by chappyhappy86 | 2006-06-07 23:55 | movie

「嫌われ松子の一生」

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公開が待ち遠しかった「嫌われ松子の一生」を早速観てきました!
この強烈なインパクトのタイトルもさることながら、私の大好きなBONNY PINKスカパラの谷中氏が出演しているということでも気になってチエックしていた作品。
それ以外にもかなり多くの個性派俳優やミュージシャン、お笑い芸人が出演していたりして、ちょい役程度の出演者も含めると相当豪華な顔ぶれ。
ちなみにこの作品の監督は「下妻物語」の中島哲也氏です。
事前のプロモーションではストーリーのコミカルさが全面に押し出されている気がしますが、その先入観をもって実際映画を観るといい意味で期待を裏切られます!!

e0090591_221529.jpg主人公である松子の波乱万丈な一生を、ふとしたことで自分に松子というおばがいたと知った彼女の甥である笙が回顧するかたちでストーリーが進んでいきますが、この人生がすごい壮絶で不幸この上ない底なし沼状態。
ある事件をきっかけに教師の職を首になり、大転落の人生がスタート。
堅気だった教師から一転し、ソープ嬢などの水商売を転々とし、また殺人犯として刑務所暮らしも経験する羽目に。
暴力を振るわれたり、ヒモに大金を使い込まれたり、男運においても常にツキがなく、これほど夢も希望もない人生はともすると暗くなりがちなストーリーにもかかわらず、それでもなお、生きることに貪欲で前向きな松子の姿勢に自然と共感しちゃいました。
作品もミュージカル仕立ての絶妙なテンポで面白おかしく作られていて、それゆえ終始悲壮的な雰囲気はほとんど感じられなかったなぁ。

それにしても中谷美紀の演技力には感服。
何度も殴られて鼻血を出したり、巨漢の姿になったり。
今回の役を演じ切るには相当な忍耐力とテンションが必要だったに違いない。
スカパラの谷中氏ははっきりいってイメージそのままの役どころ。
極めつけはBONNY姉さん、これがめちゃめちゃかっこいい!!

コメディ的要素と悲運なストーリーのバランスが見事に取れているためか、これだけの不幸を目の当たりにしたにもかかわらず、観終わったあとは暖かい気持ちでいっぱいになった作品でした。
その要因は随所に出てくる心の中にじんわりと染み渡るようなシンプルかつ印象的な素晴らしいメッセージ。
何となくどこかに置き忘れてしまっていたかのような優しく、暖かいそのメッセージも手伝って思わず涙してしまった作品でした。
余談だけど、ちょっと海外の映画祭とかにも出品してもらって、外国人の反応も見てみたいところ。
それにしても、やられたー。
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by chappyhappy86 | 2006-06-04 23:39 | movie

「ASHES AND SNOW」

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何かのきっかけで瞬間的にふっと目にしただけなのに、記憶の奥底に残像のように半永久的に残っているイメージってありますよね。
それが実際の風景であれ、写真であれ。
後日その情報を手繰り寄せようにも手がかりさえも思い出せず、もうとっくに諦めていたにもかかわらず、ちょっとした偶然的出来事からその手がかりを改めて発見するっていうことはありませんか?

e0090591_22351322.jpg数年前に私はある一人のフォトグラファーが象と楽しそうに戯れている、とっても美しくて素敵なセピア色の写真を目にしました。
どういう訳かその写真にとっても目を奪われてしまった私は、後日彼のプロフィールや作品を探そうとしたものの、その名前が記憶の中からぽっかり抜け落ちてしまっていて非常にがっかりしてしまった記憶があります。

ところがです。
偶然にも先日「yogajaya」のサイトで「ジャヤ茶屋(jayajaya)」と言うイベントをチエックしていた際に発見してしまったのです。
その彼、Gregory Colbert氏の作品、「ASHES AND SNOW」を!!
なんと今回はこの作品の無料上映会がこちらにて行われるとのこと。
何か強い縁を感じた私は友達と早速足を運んでみました。


この「ASHES AND SNOW」のテーマは「人と動物の共棲」。
彼はこの作品において幻想的な詩的感覚にて、「始まり・終わり、ここ・そこ、過去・現在」といったものの存在しない世界を描写しています。
作品が始まって間もなく、まるで深い海の底にいるかの如く、私たちはimaginationとmeditationの世界へと誘われます。
その映像も、終始神秘的かつ非常に魅惑的な雰囲気で、「これがほんとに地球上で撮られたものなのか?」と不思議に思えるほどの想像を絶する美しさです。
鑑賞後は自分の肉体ではなく、精神が時空を越えたとてつもなく長い旅に出てまた現世に戻ってきたかのような感覚を覚えました。

ちなみにこのGregory Colbertに関して私たち日本人には嬉しい情報が。
現在LAにて行われている彼の作品展の次回開催地は横浜である模様です。
こういった作品は好き嫌いが非常にはっきりと分かれるとは思いますが、私的にはかなりおすすめなので気になる方には是非足を運んでいただきたいと思います。
私も今からかなり楽しみです。

関係ないけど、探せばお金をかけずに楽しめる方法っていくらでもあるんだね。

P.S.今回のこの「ASHES AND SNOW」の件に関しては私もリンクをさせていただいている「TRAVELING CANOE」の今井さんが素敵な文章を書いて下さっています。興味がある方は是非こちらもご覧下さいませ!

・「ASHES AND SNOW」(English) http://www.ashesandsnow.org/
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by chappyhappy86 | 2006-05-20 23:50 | movie
e0090591_2218061.jpg本日初日の「ブロークン・フラワーズ」観てきました!
数ヶ月前から楽しみにしていた作品だったので、ちょうど休日だったこともあり、気合を入れて初日から映画館に足を運んでしまいました(笑)。

ちなみにこの作品は2005年のカンヌフィルムフェスティバル審査員特別大賞受賞作品で、監督はジム・ジャームッシュ。
主演は「ロスト・イン・トランスレーション」、「ライフ・アクアティック」などでおなじみのビル・マーレイです。
カンヌでグランプリを獲得したとの情報を得た時から気になっていた上、以前に大好きなclementineが彼女自身のブログでこの映画を「ロードムーヴィにエチオピアの音楽がマッチしていて素敵な雰囲気」と評していたのを見て、「ますます見逃せない!」と今日の公開を首を長くして待っていた作品だった訳です。


e0090591_2225826.jpg結婚するのかしないのかはっきりしない態度に愛想を尽かされ、恋人のシェリーに出て行かれてしまった中年独身貴族のドン・ジョンストン。
そんなドンのもとに、差出人不明の一通のピンク封筒に入った手紙が届いた。中に入っていたピンクの便せんを取り出して読んでみると、そこには赤い字で「あなたの息子が19歳になり、父親探しの旅に出た」との内容が。
誰かのいたずらだという思いが強い一方で、自分に息子がいるなんて夢にも思ってなかった彼は、この突然の手紙をなんとも言えない気持ちで眺めます。
その問題のピンクの手紙を隣人のウィンストンに見せるとにわか探偵のウィンストンはあれこれと手紙の差出人の推測を始め出します。
結局かなりお節介な彼の手はずで、ドンはピンクの手紙の手がかりを求めてかつての恋人たちを訪ね歩くアメリカ横断の旅に出ることになってしまいます。
「必ず花を持っていけ。ピンクの花だ。ヒントはピンクのアイテムだ!」というウィンストンの言葉とともに。

e0090591_22252866.jpgポーカーフェイスだけど、終始眉毛が下がりっぱなしのビル・マーレイ演じるドンの表情が寂しい中年の悲壮感をうまく醸し出していて、その雰囲気が終始ストーリーに笑えるシニカルさを添えていました。
そんな彼自身の過去を振り返る旅も、一筋縄では行きません。
もちろん強烈な個性を持った過去の女性たちとの久々の再会も、決して後味のいいものばかりではない訳で。。。
所詮それぞれの今を生きている彼女たちにしてみれば、彼が招かれざる客であるのは当然ですからね。
そんなドンが過去を振り返る旅を終えて最後に一言。
「過去は過ぎ去ったもの。未来はこれからどうにでも変えていけるもの。となると大切なのは現在だ。」

ドンが元恋人たちの家へのドライブ中の車窓の風景と、ウィンストンが「旅のお供に」と作って渡してくれたCDから流れる素敵なエチオピアンジャズもこの作品のポイントです。

果たして彼は手紙の差出人と息子に会えたのか??
それは映画を観てのお楽しみに!
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by chappyhappy86 | 2006-04-29 23:08 | movie
e0090591_12221171.jpg今日は恵比寿ガーデンシネマにてウディ・アレンの「僕のニューヨークライフ」を観てきました。
主人公の弱気で不器用な青年ジェリーを演じるのは「アメリカン・パイ」のジェイソン・ビッグス。そして自由奔放で気まぐれな彼の恋人役アマンダを「モンスター」、「バッファロー'66」でお馴染みのクリスティーナ・リッチが、またエキセントリックかつやや妄想狂気味のジェリーの人生の師ドーベルをウディ自身が演じています。

e0090591_12223226.jpgジェリーはマンハッタン在住の若手の新進気鋭コメディ作家。
一見人生は順風満帆に見える彼のぼやきとも取れる「一人語り風」にストーリーは進んでいきます。

まずは恋人アマンダのこと。
彼女の気まぐれで自己中心的な言動にはいつも振り回されてばかり。
先日も2人で付き合って一周年の記念日を祝おうとなかなか予約の取れないレストランの最高の席を、やっとの思いで予約したにも関わらず、待ち合わせに2時間遅れて来たうえ、挙句それほど悪びれた様子もなく「来る前にお腹が空いたから冷蔵庫にあったものをちょっと食べるつもりだったの。でも食べてるうちに止まらなくなって、結局全部食べてしまったのよ。だからもうこれ以上何も食べれないわ。」とかいう始末。
その上、最近の行動が怪しいとストーカーの如く付け狙ってみると、彼女が通う演劇学校の教師との浮気が発覚。
彼女に関しては一時が万事、こんな調子。
こんな子が自分の友達にいたらいい様に振り回されそう。
最後は仲間内から完全に「村八分」だよねー(笑)。

一方で、恋人の家を飛び出して行く当てのなくなったアマンダの母親も突然転がり込んできて、半ば強引に居候を開始。
居候にも関わらず自分のピアノを持ち込んで、リビングの大部分を我が物顔で占領するわ、真夜中に突然ピアノを弾きながら大声で歌い出したりするわで、ジェリーは仕事である脚本の執筆にも集中出来ずそのストレスはさらに増すばかり。

それ以外にも彼しかクライアントがいないため、腐れ縁とちょっとした哀れみから縁を切ろうにも思い切って切ることが出来ない彼のマネージャーとか。

そんな中、いつものようにふらっとセントラルパークに行った彼は、ちょっと変わり者で妄想癖がある、人生の良きアドバイザー友人のドーベルに自分が取り囲まれている複雑な状況とそれに伴う悩み事の数々を相談すると、彼から「カリフォルニアに行って一緒にチームを組み、テレビ作家として新しい人生をスタートしよう。」と持ちかけられます。
もちろんこれはジェリーに取って、アマンダとの決別を意味すると同時に、長年住み慣れた愛すべきニューヨークとの決別をも意味する訳です。

考え、思い悩んだ末に彼が下した決断とは。

「優柔不断・弱気」、「小悪魔・気まぐれ」、「エキセントリック・妄想狂」の3人が織り成すストーリーは当事者にとっては悲劇であれど、他のフィルターを通してみればある種の喜劇。
この作品もそんな人間模様の面白さが全面に散りばめられた作品です。
ウディ・アレンのセンス、かなり最高。
突然、スイッチがaggressiveモードに切り替わり、むかつく相手の車のフロントガラスやボンネットやバンパーをハンマーでめちゃめちゃに壊しちゃったりとか、「注意された警官が豚に見えて、撃ち殺したい衝動に駆られて思わず撃ち殺してしまったから、しばらくアラスカあたりで隠居生活をしなきゃいけない。」っていうのとかつぼに入ってかなり笑えた。
ちょっとブラックだけど。。。

それはそうと、ウディ・アレン作品でのニューヨークはこの作品が見納めだとか。
というのもアメリカの映画制作の実情に見切りを付けた彼は今後の映画制作の拠点をロンドンに移してしまったらしいのです。
つまり、本作はニューヨークを愛した彼がニューヨークに送る最後のラブレター。
このような彼自身の状況を、この作品の主人公のジェリーが代弁しているような気も。
という訳で、どの作品にも必ずといっていいほど登場して彼の作品の象徴となっていた、セントラルパークの風景やマンハッタンの町並みも今後の作品中ではもう拝めないかもしれない訳です。
残念。。。

・僕のニューヨークライフ http://www.ny-life.jp/index2.html

・ woody mania http://breathless.littlestar.jp/wa/
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by chappyhappy86 | 2006-02-26 23:38 | movie
e0090591_23453275.jpg今日はまたまたazuazuちゃんからお誘いいただいて映画の試写会に行ってきました。
(いつもありがとう!!)
今日の作品はシャリーズ・セロン主演の「スタンドアップ」です。

まず色々書く前に、これかなりおすすめ

この作品はアメリカミネソタ州の炭鉱での実際の出来事がベースのストーリーで、全米で初めてセクシャルハラスメント訴訟に勝訴した実在のシングルマザーをシャリーズ・セロンが演じています。

現代社会においていわゆるセクハラが認知されるきっかけとなった事件が描かれている非常に興味深い作品です。

ちなみにYAHOO! MOVIESによるとこの作品をあらわすイメージワードトップ3は「勇敢」、「泣ける」、「かっこいい」。
シャリーズ・セロン演じるシングルマザーのジョージーが「炭鉱」という男性社会の象徴であるような職場で経験する嫌がらせ、いたずらの数々。
そんな逆境に正面から立ち向かって幸せを勝ち取る彼女の姿は正義感に溢れていて、観ていて非常に晴れやかな気持ちになれました。

実は当のシャリーズ・セロン自身もあれだけの美貌の持ち主で、現在は女優として充実した生活をしているにもかかわらず、実生活では非常にあらゆる苦労を経験してきた人。
15歳の時、酔って暴力をふるおうとした父親を母親が正当防衛で射殺。
その後モデルとして活躍後、女優デビューするも仕事にありつけない日々が長く続きました。
ところがある日、銀行で小切手を現金化する際に銀行員と口論になっていた彼女を見たエージェントに声をかけられたのをきっかけに映画デビューを果たしたというバックグランドを持つのです。
この作品での演技もそんな彼女のバックグランドに裏打ちされたものだったのでしょう。

ちなみに彼女は私の好きな女優の一人。
話題になった「モンスター」はもちろん、「サイダー・ハウス・ルール」での透明感溢れる演技、その一方でウディ・アレン監督の「スコルピオンの恋まじない」を始めとするコメディでの彼女の演技もとっても素敵です。

余談ですがこの作品の原題は「North Country」。
よく邦題については「作品のイメージと全く合っていない」などとの批評を耳にしがちですが、この作品に限っては邦題が原題を凌駕しているような気がします。

「Stand up! 立ち上がれ!!」
長い人生においては、自分の信念に基づく行動であれば現状を変えるべく反旗をひるがえさなければならない時があるのかも知れません。
それがたとえ周囲の賛同を得られない、孤立無援の戦いになるものであろうと。
いずれにせよ自分を信じて、強い信念を持つということが大切なのでしょう。

非常に勇気をもらった心に響く作品でした。
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by chappyhappy86 | 2006-01-11 23:53 | movie
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今日は映画「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」を観てきました。
先日azuazuちゃんが試写会に当選し、お誘いいただいたのです。

出演者はグウィネス・パルトロウ、アンソニー・ホプキンス、ジェイク・ギレンホール。
天才数学者であった最愛の父親の死をきっかけに、深く自分の殻に閉じこもり、すっかり心を閉ざしてしまったグウィネス演じるキャサリンの人生の再生の物語です。
ストーリーの随所に出てくるシカゴの町並みがとても素敵で印象的でした。
それはそうと、これって舞台が映画化された作品だったんだね。
ピュリッツアー賞の受賞歴もあるらしいので、ちょっと舞台バージョンも観てみたいかも。

グウィネスの今回の役柄は27歳の役で、それだけはちょっと無理があるんじゃないのーっていう感はありましたが、彼女の知的で美しい雰囲気はこの作品でも相変わらず健在でした。

そして今日は試写会終了後にちょっとしたプレゼントが。
O・P・Iのネイルラッカーが全員に配られたのです。
しかも4本も!!
ちなみに定価は1本2,100円もするので、これはめちゃめちゃラッキー☆

現在発売されている新しいコレクション、「ホリデーコレクション」のテーマはずばり「Shopping Around the World」だそう。
これにちなんでそれぞれのカラーにも「Passion for NY Fashion」、「Paris Couture for Sure」、「Thrills in Beverly Hills」、「Never London Shopping!」といったshoppingでお馴染みの世界中の場所がネーミングされています。
微妙に韻をふんでいたりして、単なるネーミングでさえも遊び心がいっぱい。

ちなみに我らが日本代表はもちろん東京。
最初に聞いた時は「Bye-Bye Tokyo!」だと思ったのですが、
そうではなく、もちろんこちらもshoppingにちなんで「Buy-Buy Tokyo!」でした!
「買い物しまくっちゃえー!」って感じ!?
この時期にぴったりのネーミングですな。
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by chappyhappy86 | 2005-12-20 23:47 | movie